今年度のクラブ活動は和太鼓演舞の練習です。5月22日は今年度第1回目のクラブ活動を行いました。「飯豊山白流太鼓保存会」の方々にご指導をお願いしており、今回は保存会の会長さんをはじめ2名の方に来ていただきました。
保存会の会長さんから楽譜をいただき、さっそく基本の姿勢やたたき方を教えていただきました。ただ打つだけでなく、手のあげ方や視線の向きなど、様々な演技が必要とされます。一気に覚えようとすると大変なので、まず、リズムを覚えることからはじめました。
今回習った基本のリズムは「ドンコン」「ドコドコ」「ドコカラ」「カラカラ」の4つです。楽譜の読み方を確認しながら少しずつ覚えていきました。
6月5日は2回目の活動を行いました。今回からは1・2年生も一緒に加わっての練習です。
前半は、5・6年生が前回習ったところの次のパートから打ち方を教えていただきました。これまではリズムさえわかれば比較的簡単に打つことができたのですが、今日のパートでは、打った後に両足をそろえて片方のバチを高く掲げる、片方の手で打ちながらもう一方の手を回す、体を1回転する等の動きが入ってくるので、覚えるのになかなか大変でした。でも、さすが高学年、何度か繰り返すうちに大方マスターできたようです。
後半ははじめて練習に加わった1・2年生に5・6年生が打ち方を教える時間にしました。太鼓をたたくのは初めてという1年生に教えるのですからなかなか大変な様子でした。打って見せてリズムを教え、実際に打たせてみるという動作を根気強く繰り返すうちに少しずつコツをつかみ、だんだんそれらしく打てるようになってきました。教える方、習う方、どちらも一生懸命で、真剣な顔つきで取り組んでいる姿がほほえましく、印象的でした。
「地域を元気づける迫力のある和太鼓演奏」が発表できるよう、今後の練習をがんばっていきたいと思います。
<児童の感想より>
◆わたしは、はじめて和太鼓をして、獅子のリズムとはぜんぜんちがって覚えにくかったけど、楽しかったです。(5年生)
◆1年生に教えるのがとっても難しいので、教え方について学びたいです。(6年生)
|